カワサキZ1000Mk2
 フルレストア その2


その1はコチラ
 ラジカルさんでフレーム修正ついでにレイダウンもしてもらいました。 
ステムが少し曲がっていたのですが、かなり微細なズレだったのでこのMk2は転倒歴が無いのかもしれませんね。

 引き取リ後分解。
 フォークは曲がりも有りません。
 分解後、当店はアフターマーケットの物を使うのではなく再メッキに出します。

 ハンドルロックを外して塗装に持っていこうと思ったら!
 オーナーさんが予算を追加するので、不要なステーを外して補強も入れて欲しいとの事。 
 ありゃま! こりゃ〜予定がズレたな〜
 この段階で2月後半。
 モーターサイクルショー用車両の製作で予定がガチャガチャになり始めていたので、「何時やれるだろう?」と言うのが本音でしたが何とかするしか有りません!

 3月に入ってから何とか時間を見つけ、カットとステー外し、補強を行い西村コーティングさんに塗装をお願いしました。

 塗装完了! ダイヤモンドコートの上がりはバッチリです! 
 この段階でモーターサイクルショーは終っていたので、少しだけ余裕が出来ました。

 スイングアームのベアリングを新しくして組み込み、ネジ部にタップを通します。 

 インナーチューブの再メッキも上がり、綺麗になったアウターチューブと合体! シールの他ワッシャーやサークリップも新しくします。
 ピカピカで気分も良いですね〜 中身はフォークスプリングを当店の物に交換。
 イニシャルアジャスターも付けました。

 エンジンマウントプレートやバッテリーケースももちろん塗装。
 ダンパー類も新品にします。

 メーターステー、ケースも塗装(これらもダイヤモンドコート)メインキー、インジケーターハーネス、メーターダンパーも新品で組み上げます。
 ただ残念なのは、メーター本体はそのまま!という事。 ですが、これは後でも外せる物なので、後回し! 他で予算がかなり出ていますからね。


その3に続く